VectorworksとJWWの変換方法をお探しですね。
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VectorworksとJw_cad(JWW)のデータ変換・取り込み完全ガイド
建築設計やインテリアデザインの現場では、VectorworksとJw_cad(JWW)の間で図面データをやり取りする機会がよくあります。
でも、違うCADソフト同士でデータを変換すると、文字化けしたり、縮尺がおかしくなったり、レイヤ情報が消えてしまったり…といったトラブルに悩まされることも多いですよね。
この記事では、そんな悩みを解決するために、最新の仕様を踏まえた正しい作業手順を分かりやすく解説します。
データの互換性を高めて、スムーズに業務を進めるためのポイントをしっかりお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
VectorworksとJw_cadのデータ変換、基本のキホン
VectorworksとJw_cadでデータをやり取りする時、昔はDXF形式を経由するのが一般的でした。
でも今は、JWWやJWCといったJw_cad専用のファイル形式を直接読み書きできるようになっています。
特に注目したいのが、Vectorworks 2023以降のバージョンです。
これまで別途インストールが必要だった「JWコンバータ」というプラグインが、ソフト本体に最初から組み込まれるようになりました。
つまり、面倒な追加作業なしで、普通のファイルメニューから簡単にJw_cadデータの取り込みや書き出しができるようになったんです。
これは実務でかなり便利になったポイントですね。
ただし、古いバージョンのVectorworksから設定を引き継いだ場合、画面のカスタマイズ状況によっては「Jw_cad取り込み」などのコマンドがメニューに表示されないことがあります。
そんな時は、作業画面の編集機能を使って、自分でファイルメニューにコマンドを追加する必要があります。
また、それぞれのCADには独自の機能や表現方法があります。
たとえばVectorworksの3D図形やシンボル機能などは、Jw_cadの2D環境にそのまま変換することができません。
なので、データを受け渡す前には、図形を整理する「下ごしらえ」が必要になることを覚えておきましょう。
Jw_cad(JWW)データをVectorworksに取り込む方法
外部の設計事務所や協力会社からもらったJw_cadデータ(JWWまたはJWCファイル)をVectorworksに取り込む作業は、基本的には標準メニューから行います。
メニューバーの「ファイル」→「取り込む」→「Jw_cad取り込み」を選んで、目的のファイルを開けばOKです。
基本操作はこれだけなので簡単ですね。
でも、ここで気をつけたいのが、両ソフトの縮尺や用紙サイズ、レイヤの考え方の違いです。
取り込む時に表示されるダイアログボックスには、レイヤやクラスの変換方法を指定する項目があります。
ここで「Jw_cadのレイヤグループをクラスに変換する」などの設定を、自分の仕事のルールに合わせて慎重に選ぶ必要があります。
取り込んだデータが表示されない時の対処法
取り込んだはずなのに画面に何も表示されない、あるいは図形がすごく小さく見えてしまう…というケースもよくあります。
これはCAD間の単位系の違いや、Jw_cad側のデータがかなり古い形式で保存されていることが原因かもしれません。
取り込み後に図形が見当たらない場合は、次の方法を試してみてください。
– 画面全体を表示するズーム機能を使って、原点から遠く離れた場所にデータが飛んでいないか確認する
– データを送ってくれた人に頼んで、Jw_cad側で最新のJWW形式に保存し直してもらう
– どうしても読み込めない時は、汎用性の高いDXF形式で出力してもらう
こうした代替手段をいくつか用意しておくと、トラブルが起きても仕事を止めずに済みますよ。
Vectorworksの図面をJw_cad(JWW)形式で書き出す手順
Vectorworksで作った図面をJw_cadユーザーに渡す時の書き出し作業は、図面を正確に相手に届けるための大切なステップです。
メニューの「ファイル」→「取り出す」→「Jw_cad取り出し」を選べば、JWW形式またはJWC形式のファイルを作成できます。
でも、ここで注意が必要です。
Vectorworksには豊富な2D/3D機能やシンボル、プラグインオブジェクト(壁やドア・窓など)がありますが、これらはJw_cadの単純な線分や円弧データとしては互換性がありません。
なので、書き出す前に複雑な図形を単純な線図形に分解しておく作業が必要になります。
書き出し前の図形整理のコツ
書き出し前の図形整理でおすすめなのが、「線図に変換」コマンドを使う方法です。
この機能を使えば、図面上の要素が2Dの線分などに変換されて、エラーなしでJw_cad形式に書き出せるようになります。
もし手動で分解する場合は、次の手順でグループやシンボルを完全にバラバラにしましょう。
1. ファイル上の全図形を選択する
2. 「グループ解除」コマンドを何度も繰り返し実行する
3. 選択図形数が増えなくなるまで(完全に分解されるまで)続ける
この分解作業を忘れると、「取り出す前に図形をグループ解除してください」という警告メッセージが出て、書き出しが中断されてしまうので注意してくださいね。
よくあるトラブルと解決策
文字化けを防ぐには?
VectorworksとJw_cadのデータ変換で一番多い悩みが、取り込んだ図面の日本語が意味不明な記号になってしまう「文字化け」です。
これは、データを読み込む時に設定されているフォントが、日本語に対応していない英数字専用フォントになっていることが主な原因です。
解決策として、データを取り込む前にVectorworks側のテキスト設定で、日本語対応フォントを標準設定にしておきましょう。
– Windows環境なら「MS Pゴシック」
– Mac環境なら「ヒラギノ角ゴシック」
こうしておけば、文字化けを未然に防ぐことができます。
文字サイズやレイヤが変わってしまう問題
書き出した図面をJw_cadで開いたら、指定したはずの文字サイズが変わっていたり、レイヤ分けが消えて1つのレイヤにまとまってしまったりすることもあります。
文字サイズの変動は、CADソフト間で文字サイズの計算方法が違うために起こる、ある程度は仕方のない現象です。
レイヤが消えてしまう問題は、Jw_cadの古い形式が扱えるレイヤ数に上限があるため、Vectorworks側で細かく分けたレイヤ構造を維持しきれないのが主な原因です。
これらを避けるには、次のような対策が有効です。
– 事前にレイヤを大まかに統合しておく
– 汎用性の高いDXF形式での書き出しも併用する
状況に応じて柔軟に対応することが、スムーズなデータ受け渡しのポイントですね。
まとめ
VectorworksとJw_cadのデータ変換は、ちょっとしたコツを押さえておけば、トラブルを大幅に減らすことができます。
この記事で紹介した手順や対策を参考に、ぜひスムーズな業務連携を実現してください!
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