Vectorworksワークシートの使い方をお探しですね。

広告

Vectorworksのワークシート機能で、面積表や集計表をラクラク自動作成!

Vectorworksで図面を描いているとき、面積表や部材の集計表をわざわざExcelで別に作っていませんか?図面が変わるたびに数字を打ち直すのって、すごく面倒ですよね。

しかも、打ち間違いも起こりやすくて困ります。

実は、Vectorworksには「ワークシート」という便利な機能が最初から入っています。

これを使えば、図面に描いたものの情報を自動で集計して、関数を使って簡単に面積表などが作れるんです。

この記事では、ワークシートの基本的な使い方から、関数を使った集計表の作り方、さらに便利なデータベース機能まで、わかりやすく説明していきます。

Vectorworksのワークシートって何?図面と連動する便利な表計算機能

Vectorworksのワークシート機能は、ソフトの中に最初から入っている表計算の仕組みです。

Excelみたいな操作感なんですが、一番すごいのは「図面に描いたものと直接つながっている」という点なんです。

例えば、図面に描いた四角形や多角形の面積、配置したシンボルの数なんかを、ワークシートで取り出して表にまとめることができます。

建築や内装の設計をしていると、お客さんの希望で図面がどんどん変わっていきますよね。

Excelで表を作っていると、図面の形が変わるたびに面積や長さを計算し直して、手作業で数字を修正しなきゃいけません。

でも、Vectorworksのワークシートなら、図形を変えたあとに再計算ボタンを押すだけで、表の中の数字も自動で最新の状態に更新されます。

手作業の手間がグッと減って、計算ミスも防げるというわけです。

ワークシートを使いこなすために知っておきたいのが、「スプレッドシート」と「データベース」という2種類のセルの形式です。

スプレッドシートはExcelと同じで、好きなセルに関数や計算式を入力して数値を出す普通のセルのこと。

一方、データベースはVectorworks独自の機能で、指定した条件(特定のレイヤやクラスなど)に合うものを自動で見つけ出して、リストにして集計してくれる特別な行なんです。

この2つを使い分けることが、集計作業をスムーズにするコツになります。

基本的なワークシートの作り方と、関数で面積表を作る手順

それでは、ワークシートを新しく作って、簡単な面積表を作る手順を見ていきましょう。

ワークシートを作るには、リソースマネージャの左下にある「新規リソース」ボタンをクリックして、出てきた画面の中から「ワークシート」を選んで作成します。

そのあと、必要な行数と列数を設定してOKを押せば、空っぽのワークシートが開きます。

画面はExcelみたいな感じで、セルに直接文字や数式を入力していけます。

作ったワークシートはリソースとして保存されるので、リソースマネージャからドラッグ&ドロップするだけで図面の上に置けるようになります。

スプレッドシートの機能を使って特定の図形の面積を集計する場合、まずは対象の図形に名前を付けておく必要があります。

図面上の図形を選んで、オブジェクト情報パレットの一番下にある「名前」のところに好きな名前(例えば「図形A」など)を入力します。

名前を付けておくと、ワークシート側からその図形だけを狙ってデータを取り出せるようになるんです。

ちなみに、ファイルの中で別の図形に同じ名前は付けられないので、それぞれ違う名前を付けてくださいね。

準備ができたら、ワークシートのセルに関数を入力して面積を呼び出します。

面積を求めるには「AREA」という関数を使います。

該当するセルを選んで、数式バーに「=AREA(((N=’図形A’)))」と入力してEnterキーを押すと、さっき名前を付けた図形の面積が自動で表示されます。

この式は、「名前(N)が『図形A』である図形の面積(AREA)を計算してね」という意味です。

この方法を応用すれば、幅や高さを求める関数を使って、それぞれの図形の寸法をまとめた集計表も簡単に作れますよ。

データベース機能で、たくさんのオブジェクトを一気に集計する方法

さっき説明したスプレッドシートは、特定の図形を一つひとつ指定して集計するのに向いています。

でも、図面の中にあるたくさんのものを一気に集計したいときは、「データベース機能」を使うのが断然便利です。

データベース行を作るには、ワークシート上の行番号を右クリックして、「データベース」を選びます。

すると、どんな条件でものを集計するかを設定する画面が出てきます。

この検索条件では、レイヤ、クラス、図形の種類、色など、かなり細かく条件を指定できます。

例えば、「『レイヤ-1』に置いてあるすべての図形」とか、「『建具』クラスに入っているシンボル」みたいな感じで条件を絞り込みます。

検索条件を決めてOKを押すと、指定した行がデータベースの見出し行になって、その下に条件に合ったものの数だけ自動で行が追加されます。

図面に新しいものを追加したり削除したりすると、この行数も自動で増えたり減ったりするので、いつでも最新のリストが保たれるんです。

データベース行ができたら、各列に表示したい情報を関数で指定していきます。

データベースの見出し行のセルに関数を設定すると、その下にあるすべての行に同じルールが適用されます。

例えば、A列の見出しに「=NAME」と入力すれば各図形の名前が一覧で表示されて、B列に「=AREA」と入力すればそれぞれの面積がズラッと並びます。

このデータベース機能を使えば、複雑な平面図から部屋ごとの面積表を一瞬で作ったり、図面全体で使っている部材の数を一気にカウントしたりできるようになります。

ワークシートでよく使う関数と、覚えておきたい便利なワザ

ワークシートでの集計をもっと便利にするために、覚えておきたい関数がいくつかあります。

面積を求める「AREA」以外にも、図形の寸法を取り出す関数などを組み合わせると、精度の高い数量拾い出し表が作れます。

実際の仕事でよく使われる代表的な関数はこんな感じです。

・**AREA**:指定した図形の面積を出す
・**WIDTH / HEIGHT**:指定した図形の幅や高さを出す
・**COUNT**:指定した条件に合うものの個数を数える
・**ROUNDDOWN / ROUNDUP**:指定した桁数で数値を切り捨て、または切り上げる

計算した数値を見やすく整えるための関数も大事です。

面積や寸法を計算すると、小数点以下がすごく細かくなっちゃうことがあります。

そんなときは、切り捨ての「ROUNDDOWN」、切り上げの「ROUNDUP」、四捨五入の「ROUND」を使います。

例えば「=ROUNDDOWN(AREA, 2)」と書けば、面積の数値を小数点第2位まで表示して、それより下を切り捨ててスッキリ見せることができます。

図面として提出する表を作るときには、こういう表示の調整が欠かせません。

最後に、セルに表示された数値に「㎡」や「mm」などの単位を付けるワザも押さえておきましょう。

関数の式の中に直接文字を書き込むんじゃなくて、ワークシートのツールバーにある「数字の表示形式(形式オプション)」を使うのがスマートな方法です。

形式オプションから寸法の単位を設定すれば、数値データはそのままで見た目だけを単位付きに変えられるので、あとからSUM関数などで合計を計算するときにもエラーが起きません。

関数といろんな設定をうまく組み合わせて、実際の仕事で役立つ見やすい集計表を作ってみてくださいね。

広告